薬膳の本や情報を見るとよく出てくる「気・血・水(き・けつ・すい)」という言葉。
でも、初めは「難しそう」「なんとなくイメージできるけど、
具体的には?」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、薬膳の基本となる「気・血・水」の考え方と、
実際に“水”にトラブルを感じている私自身の体験を交えてやさしく解説します。
気・血・水とは?
薬膳では、体の中をめぐる3つの要素「気(エネルギー)・血(栄養)・水(潤い)」が
バランスよく整っている状態が健康だと考えられています。
- 気(き)=エネルギー
身体や心を動かす力のこと。元気、やる気、免疫にも関係。 - 血(けつ)=栄養たっぷりの血
体に栄養を巡らせ、肌や髪、心の状態も支えるもの。 - 水(すい)=潤い成分
汗や唾液、関節液、リンパなど。潤す・冷ます・巡らせる役割。
水の巡りが悪いとどうなるの?
私自身、ここ最近「水」のトラブルを感じています。
- 朝起きると顔がむくんでいる
- 下半身が重だるい・冷えやすい
- 天気が悪いと頭痛やめまいがする
これは薬膳でいう「水滞(すいたい)」や「痰湿(たんしつ)」のサインなんだそうです。
体の中の水分のめぐりが悪くなって、不要なものが停滞している状態。
まさに今の私に当てはまっていて、ちょっとびっくりしました。
水を巡らせるには?
薬膳では、水の巡りを助けてくれる食材を取り入れることで、体のバランスを整えていきます。
- はと麦(むくみに効果的)
- 冬瓜(利尿作用)
- とうもろこし(胃腸の調子を整える)
- 小豆(むくみ解消・腎を補う)
特に私は最近、とうもろこしのひげ茶を取り入れてみました。
香ばしくて飲みやすく、カフェインレスなのも嬉しいところ。
「薬膳=難しそう」というイメージがあっても、
こうした身近な食材から取り入れていけるのがいいところです。
まとめ:「気・血・水」で自分の体を見つめなおす
むくみやだるさ、肌の乾燥、やる気が出ない…
年齢のせいにしてしまいがちな不調も、薬膳の視点で見ると「水の巡り」がカギになっていたりします。
「気・血・水」のどれが今の自分に足りていないのか?を知るだけでも、
不調の見え方が少し変わるかもしれません。
無理せず、できることから。
今日のごはんに、ちょっとだけ薬膳の知恵を取り入れてみませんか?
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