最近、こんなことありませんか?
- 子どもにちょっと注意しただけなのに、自分の怒りが止まらなくて後悔
- 何もしてないのにモヤモヤして涙が出そうになる
- 眠れないほどじゃないけど、なんかしんどい
私自身、まさにそんな日々を送っていました。
薬膳では「心の不調」も食べもので整えようとする
薬膳って、「冷え」や「疲れ」だけのものだと思っていませんか?
実は、心の状態や感情のバランスも薬膳で整える対象なんです。
たとえば…
- イライラは「肝(かん)」の不調からくると考えられています
- 落ち込みややる気のなさは「気(き)」の不足や停滞が原因かもしれません
そう、薬膳の世界では感情と内臓、そして「気・血・水」のバランスが密接に関係しているんです。
私の「心の乱れ」とセロリの話、再び
自己紹介の記事にも書きましたが、うちの次女がやたらとセロリを食べてた時期、妙に落ち着いていたんです。
調べてみると、セロリには「肝」の働きを整えて、気の巡りをよくする作用があるそう。
つまり、イライラをやわらげてくれる薬膳食材だったんですね。
そこから、「もしかして、気分の浮き沈みも、食事でちょっと変えられるのかも?」と本気で思うようになりました。
具体的にどんな食材がいいの?
まだ勉強中ですが、薬膳的に「心のケア」に良いとされる食材をいくつか紹介します。
【イライラ・怒りっぽいとき】
- セロリ
- 菊花茶(きくの花)
- 緑茶
- クコの実
→「気」を巡らせて、「肝」の働きをサポートするものたち。
【落ち込み・やる気が出ないとき】
- 黒豆
- 大豆
- 小松菜
- 黒きくらげ
→「気」や「血」を補い、心と体の元気を取り戻す手助けをしてくれる食材。
「食べて整える」は罪悪感のないセルフケア
イライラするのも、落ち込むのも、自分が悪いわけじゃない。
でも、自分のごきげんを誰かがとってくれるわけでもない。
だから私は、「食べることで少しずつ整えていく」っていう考え方にすごく救われました。
おわりに
40代になって、子どもと向き合うエネルギーも、体力も、感情もだんだん難しくなってきました。
でもだからこそ、「薬膳」という考え方は、私にとってちょっとやさしくなれるセルフケアなんです。
「自分を責めない」「食べ物で応援してあげる」
そんな薬膳の視点を、これからも勉強しながら、ゆるっと続けていこうと思います。
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